ママ起業ビジネス講座:実践講座3日目

ママ起業ビジネス講座:実践講座3日目

【連続講座・イベント】 ママの起業を応援する3ヶ月間のビジネス講座

本日は、相鉄線二俣川駅にてブルーコンパスが企画・運営に携わる「ママの起業を応援する3ヶ月間のビジネス講座」の実践講座3回目を開催しました♪

2ヶ月前から月1回で開催している実践講座ですが、3日目はプレゼンテーション技法・コラボレーション技法について学びました。
一般的な起業講座ではあまり学ばない「コラボレーション技法」についても、この「ママの起業を応援する3ヶ月間のビジネス講座」ではしっかり学んでもらいます✨

なぜ、この「コラボレーション技法」が必要なのか?については後ほど解説をします。

【実践講座③】プレゼンテーション技法/コラボレーション技法
アイデアを的確に伝えるための方法を学ぶ、作る

コンセプトプラン同士をコラボさせひとつの案にまとめる技法を学びます。
さらに自らのアイデアを伝達する方法を学び、成果発表会に向けてプレゼンテーションのための資料を製作していきましょう。

3日目の講座のゴールは、2ヶ月後に控えている「ローカルイノベーターEXPO」の制作物の完了です。
、、、とは言っても、この2時間で制作物を仕上げるのは非常に難しいため、今回はEXPOのための準備の完了を目指します。

まず、受講者それぞれが自身の事業のイメージを膨らませ、どのような展示物をどのような形で準備し作っていくのかを考えていきます。

2日目の講座でポスターセッションを実施しましたが、これをそのままEXPO展示用のポスターとして使うことはできません。
ポスターセッション時のフィードバックを必ず踏まえて、より伝わりやすい展示物に仕上げる必要があります。
今まで自身の言葉で自身の事業・サービスをプレゼンしてきた受講者にとって、他者の意見を取り入れ、他者によりわかりやすく伝えるために自身の事業・サービスを他の視点から捉えるということは非常に難しいことです。しかし、とても重要なことです。
多くの受講者がこの点に躓きながらも、他者のフィードバッグを取り入れ、プランをブラッシュアップしていきました。

そして、今回はさらに「コラボレーション技法」についても学びました。

起業を目指している女性や起業したばかりの女性の多くは、自分と同じような事業をしている女性起業家が近くにいた場合、その相手を「競合」と判断してしまいます。そして、相手がもっていない「特徴・優位性」を無理やり作り出し「強み」として勝負を挑もうとします。
この「近くの同事業者=競合」と判断してしまう行為が、実は多くの女性起業家が陥りやすい罠なのです。
そしてその一方で、多くの女性起業家は「(一緒に同じ事業をする)仲間を探している」とも言います。

ライフスタイルにより、制限がある働き方をしなければいけない女性起業家に必要なことは、「競合」と判断して「奪い合う」ことではなく、「コラボ(仲間)」して「助け合う」ことです。
これが、自身のライフスタイルに応じたビジネスモデルを構築している女性起業家が、起業をし続けるために重要なことなのです。
皆これがわかっているのに、つい「競合」と判断して「奪い合う」行動に出てしまうのは、「コラボ(仲間)」をしてもうまくいかないと思っているからです。実は、うまく「コラボ(仲間)」をするには「ある重要な要素」が必要不可欠あり、コラボが失敗する多くの女性起業家は、コラボに必要なこの「重要な要素」を知らないことが多いです。

今回の講座では「コラボレーション技法」を知るとともに、「なぜ女性起業家同士のコラボがうまくいかないか」という点についてもしっかり学びました。
その結果、受講者間で近い事業を行っている受講者同士をコラボするように計画した結果、「(子どものための)放課後の学び場」チームや「地産地消・食」チームなどのコラボチームが誕生しました。

そして、本講座で最も重要視している「自身の事業・サービスが持っている社会的意義を明確にする」についても、今回改めて触れました。

女性起業家の多くは
・この事業は◯◯の人にメリットがある
・みんなこのサービスを必要としている
と言います。
しかしそのような主張の多くには、何も根拠がありません。
「自分が提供したいものを求めているひとがいる!(はず)」
「自分がほしかったからきっと欲しい人がいる!(はず)」
という希望的観測から起業してしまいます。

本講座では、自身の事業・サービスがあることで、地域にどのようなメリットをもたらすのかを明確にすると共に、事業の社会的意義を希望ではなく実際のデータとして集めることに注力しました。
二俣川地域にはどのような特徴があり、どのような課題があるのか
ネットで調べてわからなければ足をつかって調べる。
聞いてまわる。見てまわる。
実際に地域の声を聞き、この地域にどんなメリットをもたらすことができるのかを考える。
このような本来あるべき起業の姿を、今回の受講者には体験してもらいました。

ローカルイノベーターEXPO前の合同講座は今回が最後となります。
3月のEXPOに向け、受講者がどのように自身の事業をブラッシュアップしているのか、どうぞご期待ください♪

監修(コンセプトデザイン・企画・運営)

株式会社ブルーコンパス代表取締役蜂谷詠子
株式会社ブルーコンパス
代表取締役
蜂谷詠子

長女出産を機に、会社員(システムエンジニア)を辞め、個人事業主として「女性起業家向けホームページ制作」を開始。

2015年株式会社BEEVALLEYを設立しWEB制作事業およびWEBコンサルティング事業を開始。

同年、横浜で活動する女性起業家団体「ラプラスよこはま」を立ち上げ、女性起業家の課題と向き合い、2018年横浜駅東口徒歩4分の立地に、女性専用シェアオフィス・コワーキング「ブルーコンパス」を開設。株式会社ブルーコンパス代表取締役に就任。

現在はブルーコンパスにて、女性起業家向けに「ワークスペース支援」「起業支援」「コミュニティ支援」を提供する傍ら、女子専用学習塾を運営し、多様な大人の女性と触れ合うことで主体的に自身のキャリアを構築できる女子生徒の育成にも力を入れている。

2019年2月、神奈川なでしこブランド受賞。

株式会社シードハウス代表取締役小林コトミ
株式会社シードハウス
代表取締役
小林コトミ

社会復帰をしようとするが50社落ちる。

子育て中の女性がスキマ時間で「学べる仕組みを作りたい」と同じ志をもつ仲間と一緒に株式会社Manablleを設立。

女性がプログラミングを学べるアプリcodebelleをリリース。2016年のベストアプリに選ばれる。

2018年学習塾株式会社シードハウスの代表取締役、女性のシェアオフィス・コワーキングを運営する株式会社ブルーコンパスの取締役に着任。

株式会社えいごや代表取締役伊藤雄吉
株式会社えいごや
代表取締役
伊藤雄吉

慶應義塾大学 政策メディア学部 大学院 修士
2005年株式会社えいごやを設立。学習塾、コワーキングスペース、英語幼稚園、飲食店など、5店舗を展開。
HR(Human Resources)分野を得意とし、知覚心理学、大脳生理学、厚生経済学、政策メディア学などを駆使し、会社の経営指導、研究活動の補助を行う。

・会社経営指導実績
株式会社ベネッセコーポレーションで顧問を務めるなど、大小さまざまな企業において事業開発・人材開発事業の支援を行う。

・研究開発補助 faculty development 実績
(東京大学、北海道大学、日本大学、慶應義塾大学、法政大学、田園調布学園大学)

アクセプタンス&コミットメント・セラピー新世代の認知行動療法 ACT JAPAN 所属(研究者)。
人気Youtubeチャンネル「おっさんチャンネル」のMCとしても活躍中。