【ケイパビリティと公衆衛生】コロナ渦から振り返る日本の教育と未来のカタチ
- 1.【ケイパビリティと公衆衛生】コロナ渦から振り返る日本の教育と未来のカタチ
本日のテーマ
シードハウス横浜東口ブルーコンパス校では、シードハウスと共催で「いとうゆうきち教育研究会」を開催しています。
本日のいとうゆうきち教育研究会では
【ケイパビリティと公衆衛生】コロナ渦から振り返る日本の教育と未来のカタチ
を実施しました。
「次の時代の教育では何をするべきなのか?」
未来の新しい教育をつくるために、新型コロナウィルス感染症により、教育がどのように変化したか・何を感じたか・何を体験したかについて議論をしました。
新型コロナウィルス感染症を通じて感じた学校の必要性
緊急事態宣言により、学校は休校を余儀なくされました。
これにより、「今の時代、学校は必要なのか?」と学校の機能の再確認をした方も多くいます。
- コロナで何が見えたのか?
- 現代において学校に必要な機能とは?
教育委員会にご参加いただいた方、それぞれの立場における「学校の必要性」について議論しました。
子ども(小学校)を持つ母親
学校には、コミュニケーションを求めていました。
オンライン授業ができなくても、メールや電話や郵便を使ってでもやってほしかったですが、なくて残念でした。
教育関係者
わざわざ交通費を払って学校に通うという価値を改めて考えさせられました。
学習塾経営者
オンライン授業を展開し、
- 自宅のWi-fi環境に制限がある
- 親がスマホを利用するので子どもがオンライン授業を受ける環境がない
という現実を目の当たりにしました。
最後に
新型コロナウィルスの影響により、インターネット上には非常に多くの情報が配信され、中には悪意のある情報も含まれていました。
これらの情報がどういう情報なのかを精査する判断力が、大人だけでなく子どもにも求められています。
学校で学ぶ教科は宿題や成績評価のためだけに行っているものではありません。
その科目一つ一つを勉強することは、情報の精査をし自分の生活を豊かにするための判断力を養うことにも繋がります。
新型コロナウィルスにより、我々がどのような影響を受けたのかを振り返ることで、学校の要素が自分の生活を豊かにするものに変換できているか改めて考える機会となりました。
そして、学校だけが教育のすべてを支えるのではなく、地域社会全体で教育を支えていけるように引き続き研究会を開催していきます。
次回のテーマ「教育の現場における対面授業とオンライン授業の融合」
次回は、2020年7月26日(日)10:00-11:00「教育の現場における対面授業とオンライン授業の融合」について実施します。
実際に「対面授業とオンライン授業の融合」について試験的に取り組んでいるシードハウスの授業の様子や、取り組みにより見えてきた将来性や課題についても取り扱います。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
講師
慶應義塾大学 政策メディア学部 大学院 修士
2005年株式会社えいごやを設立。学習塾、コワーキングスペース、英語幼稚園、飲食店など、5店舗を展開。
HR(Human Resources)分野を得意とし、知覚心理学、大脳生理学、厚生経済学、政策メディア学などを駆使し、会社の経営指導、研究活動の補助を行う。
・会社経営指導実績
株式会社ベネッセコーポレーションで顧問を務めるなど、大小さまざまな企業において事業開発・人材開発事業の支援を行う。
・研究開発補助 faculty development 実績
(東京大学、北海道大学、日本大学、慶應義塾大学、法政大学、田園調布学園大学)
アクセプタンス&コミットメント・セラピー新世代の認知行動療法 ACT JAPAN 所属(研究者)。
人気Youtubeチャンネル「おっさんチャンネル」のMCとしても活躍中。
子ども(小学校低学年)を持つ母親
小学校が休校になり、「勉強」「食事(食事)」「遊び」のすべてを家庭で対応しなければいけなくなりました。
学校は子育ての代行をしてくれていたのだと、再認識しました。